2日目は、いよいよ憧れの奥穂高岳に登ります。奥穂高岳に登頂後は、吊尾根を下り前穂高岳に寄り道、重太郎新道を通って上高地に戻ります。2日目も天気は快晴、最高の景色に出会えました。
【2日目 穂高岳山荘〜奥穂高岳〜上高地】
穂高岳山荘〜奥穂高岳
山頂で日の出を見るため、3時30分にナイトハイクで穂高岳山荘を出発。ナイトハイクはアドレナリンが出るのは私だけでしょうか…?
約1時間30分で憧れの穂高岳山頂に到着!一番乗りでした!
遂に奥穂高岳とったどー!やったー!!後から登ってきた方に撮っていただきました。ありがとうございます!
素晴らしい朝焼け。カップルが幻想的で素敵。お気に入りの写真です!
槍ヶ岳までの稜線の朝焼け。なんて素晴らしい景色なんだ!
日が昇ってくる。
まさにゴールデンアワー。
ジャンダルムも朝を迎える。
笠ヶ岳の朝の目覚め。
これから歩く吊尾根方向。どこを見ても素晴らしい。
あまりの絶景に感動しきり。幸せすぎる。
左が霞沢岳、真ん中が乗鞍岳、右が焼岳。雲に隠れているのが上高地。素敵、素敵すぎる…
穂高岳〜前穂高岳
これから歩いていく吊尾根を眺める。ずっとここで眺めていたい、本当に素晴らしい景色でした。
ジャンダルムも目覚めました。いつか絶対ジャンダルムに登るぞー待ってろよー!
いつまでも眺めていたい。名残惜しさを感じながら吊尾根に向かい下山を開始します。
大きく切り下がった斜面を前穂高岳に向かいトラバース気味に進んで行きます。
遥か下に岳沢小屋のテント場が見えます。
眺めはいいのですが、足を踏み外したら終わりなので慎重に進みます。
時々止まって景色を眺め、また歩き出す。これの繰り返しが楽しいですね。でも吊尾根は私は結構怖かったです😅なかなか緊張感ある登山道だと思います。
前方に前穂高岳が見えてきました。
斜面をトラバースして南側に回り込んだところが紀美子平です。
ずっとこの景色を眺めながら歩きます。何回も立ち止まって眺めてしまいますよね。
紀美子平に到着。ここでザックをデポして前穂高岳に登ります。
ちなみに紀美子平の紀美子は、穂高岳山荘の礎を築き、上高地から穂高岳へのルートを切り開いた今田重太郎さんの奥さんの名前らしいです。自分の奥さんの名前を地名につけるなんて素敵ですね〜
岩場をよじ登り前穂高岳に到着!
山頂は岩だらけですが、かなり広いです。そして360度の絶景が広がっています。
涸沢カールが綺麗に見えます。夜に来るとテントのあかりで夜景が綺麗かもしれません。
眼前に大迫力の奥穂高岳が!素晴らしい景色!前穂高岳は絶対に登るべきです!
南アルプスと奥に富士山も見えます。
乗鞍岳や霞沢岳、焼岳は、朝とはまた違った雰囲気で何回見ても楽しめます。
前穂高岳〜上高地
前穂高岳を下り、先ほど見えた岳沢に向かって重太郎新道を下っていきます。
岳沢パノラマを通過。いい景色だな〜
カモシカの立場を通過。由来はやっぱりカモシカが立つ場所なのでしょうか…?
前穂高岳から岳沢小屋までは急登をひたすら下っていきます。こんな長い梯子を降りることもあります。重太郎新道は下りより登りで使う方が安全という方も多くいます。それくらい急登なので、慎重に下っていく必要があります。
岳沢小屋のテント場を通過。結構広かったです。
岳沢小屋に到着。ここまで来ると急登も終わり危険箇所もなくなります。ホッと一息ついて上高地に向かいます。
途中に天然クーラーの風穴がありました。真夏で暑かったので癒される〜
上高地バスターミナルに到着。バスで沢渡まで戻って終了!いや〜最高だったなーお疲れさまでした!
【登山後】
日帰り温泉
下山後は、沢渡にある梓湖畔の湯で汗を流しました。私が利用している梓第一駐車場から歩いていけます。沢渡に来た際は、下山した後にザックを車に置いていつも利用しています。入浴料は750円。
「我山」のソースかつ丼
下山したらジューシーでボリューミーなソースかつ丼を食べるぞー決めていました!行く前に調べておいたお店が「我山」です。下山後のカロリーたっぷりのソースかつ丼、美味しかった~ペロリと食べました。ソースかつ丼1700円なり。
【登山を終えて】
奥穂高岳、最高の一言でした。山頂に立った時は、ようやく私も登山者の端くれになれた気がしたものです。山頂から見た荒々しくも壮大な山々、美しい涸沢カール、険しい登山道、そして、涸沢に初めて行けたのも嬉しかった。おおっ、ここが話に聞く涸沢かあ〜なんて感慨もひとしおでした。
今回のコースは、吊尾根や重太郎新道は高所感あり急登ありで慎重さが求められますが、比較的登りやすい周回コースだと思います。景色も素晴らしくおすすめできるコースです。心配な方は涸沢からピストンで登るのも良いかもしれません。今度は北穂高岳から大キレット、槍ヶ岳も登りたいし、いつかはジャンダルムから西穂高岳に抜けてみたい…などなどいくらでも夢が膨らんでしまします。なんて登山者を惹きつける魅力的な山なんでしょう。笑
山頂から見た大迫力の景色は、今でも鮮明に思い出すことが出来ます。毎年1回は登りたいな…なんて思ってしまいます。決して楽な山ではないですが、天気の良い日にぜひ皆さんも挑戦してみていただきたいです。絶対苦労して登るだけの価値がある山ですよ〜!
楽しく充実した2日間でした。やっぱり私は山が大好きです。
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